有効性評価サービス

サイヤジェンの遺伝子治療の有効性評価サービスは、免疫学的検査、生理学的および生化学的検査、行動学検査、細胞機能性検査、分子生物学検査および他の特定疾患の表現型分析などの有効性評価を含み、分子、細胞および動物体内レベルの発現型検査サービスをカバーし、神経、心血管と脳血管疾患、腫瘍など複数の疾患遺伝子治療の分野を含めて、お客様に完全な表現型分析システムサービスプラットフォームを提供します。

 
サイヤジェンは、以下の遺伝子治療の有効性評価サービスを提供できます。
 

タイプ

項目詳細

免疫学的検査

イムノブロット(WB)検査

パラフィン/凍結切片免疫組織化学(IHC)検査

免疫蛍光(IF)検査

ELISA検査

FACS検査

生理学的および生化学的検査

小動物超音波イメージング

血液生化学的指標検査

ラット/マウス心電図検査

血圧検査

行動学的検査

水迷路

新しい物体認識

歩行状態検査

グリップ強度テスト

オープンフィールド試験

水泳試験

細胞機能検査

細胞増殖能を測定

細胞周期やアポトーシスの測定

細胞遊走と侵入の測定

分子生物学検査

RT-PCR測定

他の疾患の表現型分析

in vivoイメージング実験、染色実験など

⇒表現型プラットフォームに関する完全な情報についてここをクリックしてください
 
AAVウイルスベクターの体内注射
各標的臓器に対して異なるAAV注射法を選択する必要があり、異なる注射戦略は最終的な治療効果に大きく影響しますので、注射する前に注射量、注射方法および操作方法などを明確にする必要があります。長年の動物実験操作プラットフォームでの経験に基づいて、静脈内注射からさまざまな組織のin situ注射が提供できます。各血清型をそれぞれの組織タイプへ標的する識別と感染能力に基づいて、よりよい試験効果を達成するように適する注射方法をお勧めします。
 
異なる組織を標的とする一般的な注射方法
 

組織タイプ

注射方法

組織タイプ

注射方法

肝臓

尾静脈注射、肝臓実質注射

皮膚

皮下注射

心臓

大動脈注射、心筋固定位注射

尾静脈注射、腸間膜動脈注射、腸固定位注射

腎臓

尾静脈注射、腎静脈注射

脂肪

尾静脈注射、腹腔内注射

血管

尾静脈注射、血管クリッピング注射

脊髓

脊髄局所固定位注射、髄腔内注射

肺臓

尾静脈注射、気管内注射、点鼻

尾静脈注射、脳室内注射、脳固定位注射

筋肉

局所固定位注射、尾静脈注射

眼 in situ注射

関節

関節腔注射

睾丸

in situ注射


AAV体内注射のよくある質問:
Q1:AAV注射方法には、尾静脈注射と局所in situ注射がありますが、どう選択すればよいですか。
AAV体内注射(投与)方法は、全身投与と局所投与に分けられ、全身投与は主に尾静脈、頸静脈、眼窩静脈、腹部大静脈があります。よくある局所投与方法は、脳固定位注射、筋肉固定位注射、in situ心筋注射、硝子体内注射、関節腔注射などが含まれます。全身投与は、ウイルスの注射量が多く通常には100〜1000μlを必要とし、体内でのウイルスの拡散が広いという特徴があります。通常には全身投与の方法は、操作しやすくて投与が簡単で便利です。局所投与は、必要なウイルス注射の量は少なく、通常100μl以内で、但し滴定濃度に対して高い要件を必要とします。AAVが標的組織に直接送達されるため、局所投与の方が良いです。臨床遺伝子治療の場合、局所投与注射ウイルスの量が少ないため、病理学的毒性がより小さくなります。
 
Q2:AAV注射後、どれぐらい時間で効果が出ますか? 発現時間を短縮する方法はありますか?
AAVは細胞に入ってから一本鎖DNAから二本鎖DNAへの過程を経る必要があるため、標的遺伝子発現まで長い時間がかかり、通常、約1週間またはそれ以上で検出できます。これは標的遺伝子にも関係し、各遺伝子発現ピーク時間が異なります。また、自己相補AAV(Self-complementary Recombinant Adeno-Associated Virus、scAAV)を利用して、発現速度を加速してもよく、scAAVは、そのうち1つのITRの改造によって、AAVの二量体形成を可能にさせ、それが細胞に入ると、発現を直接行うため、複数タイプの組織内により迅速に発現し、発現レベルがより高いです。しかし、欠点はscAAVの包装容量がさらに低下し、一本鎖DNAの約半分のため、小さな遺伝子断片を使った研究でのみ用いられることです。
 
Q3:AAV体内注射を精製する目的は何しょうか?
体外の感染細胞に用いられるウイルス場合、通常には純化しません。但し、体内への注射に用いられるウイルスの場合、レンチウイルスとAAVでも、いずれも精製を必要とします。これは、ウイルスのパッケージング、作製工程において、未精製のウイルス液にウイルスカプシド、細胞(293T)エンドトキシン、破砕粒子、細胞破片などが大量に含まれて、これらの物質をウィルスと共に動物の体内に注入すると、強烈な免疫応答を引き起こして動物の生存状態に影響を与える可能性があります。また、ウイルス精製も濃縮工程で、その後の希釈使用に役立ちます。
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