品系名:NOD/Shi-Prkdcscid Il2rgem1/Cgen
略語:C-NKGマウス
バックグラウンド:NOD/Shi-Scid
C-NKGマウスはサイヤジェン株式会社がCRISPR/Cas9技術を使用してNOD/Shi-Scidバックグラウンド品系でIl2rg遺伝子をノックアウトした重度免疫不全マウスである。NKGマウスは成熟したT、B、NK免疫細胞を欠けていて、補体活性が低下し、マクロファージがヒト由来細胞に対する呑噬力が弱いため、ヒト造血幹細胞(HSC)、末梢血単核細胞(PBMC)、患者の異種移植組織(PDX)或いは成体幹細胞と組織を高効率に移植でき、免疫不全の程度が高く、腫瘍、免疫、自己免疫疾患、免疫治療ワクチン、GvHD /移植、安全性評価などの分野で優れたモデルと認められている。
特徴:
応用:
表現型の検証:
図1.Prkdcscid突然変異はPrkdc遺伝子の84エクソンのTAT→TAAにより引き起こされる。
シークエンシング結果によると、NKGマウスはPrkdcscid突然変異を持っている。
図2.NKGマウスのIl2rg遺伝子に対してPCR検査を行ったところ、NKGマウスのIl2rg遺伝子は成功にノックアウトしたことを発見した。
野生型のストリップサイズ:388bp、ノックアウト部分の断片のストリップサイズ:1430bp。
図3.C-NKGマウスは末梢血にB、T、NK細胞が非常に欠けていて、重症免疫不全マウスである。
BALB/c、 C-NKGマウスの末梢血を取って、T 、BとNK細胞の組成に対して、代表的フロー細胞免疫表現型解析と統計対比を行う。実験結果によると、BALB/cマウスと比べ、C-NKGマウスは末梢血のB細胞(CD3-CD19+)、T細胞(CD3+CD19-)、補助性T細胞(CD3+CD4+CD8-)、細胞毒性T細胞(CD3+CD4-CD8+)、NK細胞(CD335+CD3-)は殆ど全部欠けている。
図4.C-NKGマウスはリンパ組織のB、T、NK細胞が非常に欠けていて、重症免疫不全マウスである。
BALB/c、 C-C-NKGマウスのリンパ組織を取って、T 、BとNK細胞の組織に対して、代表的フロー細胞免疫表現型解析と統計対比を行う。実験結果によると、BALB/cマウスと比べ、C-NKGマウスはリンパ組織のB細胞(CD3-CD19+)、T細胞(CD3+CD19-)、補助T細胞(CD3+CD4+CD8-)、細胞毒性T細胞(CD3+CD4-CD8+)、NK細胞(CD335+CD3-)はほとんど全部欠けている。
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