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どのようにマウスを管理していますか?

私達は、お客様に高品質のマウスとラットを提供することを最優先に考えております。弊社の動物センターはAAALAC(国際実験動物ケア評価認証協会)の認証を受けており、担当スタッフは専門的なトレーニングを受けています。自信を持って、世界中の動物施設にSPFマウスを提供することができます。

弊社のトランスジェニック動物センターには、次の特徴がございます。

  • 特定の微生物や寄生虫がいない SPF動物 の健康基準
  • 25,000匹のマウスを飼育可能な個別換気ケージ (IVC) と排気換気ケージシステム
  • クラス10,000のクリーンルーム
  • センチネル動物健康管理プログラム(年4回)
  • 新しく飼育する動物の統合前検疫

詳しい病原体検査リストはこちらをクリックしてください。

どの動物系統を使用していますか?

主に下記の動物系統をカスタマイズモデルとして用いていますが、お客様のご要望に応じて、他の動物系統を用いることも可能です。

  • トランスジェニック: C57BL/6Nマウス、SDラット
  • 遺伝子ターゲティング (KO/KI) : C57BL/6Nマウス
  • ゲノム編集技術: C57BL/6Nマウス、SDラット

動物をどこから調達していますか?

主にチャールス・リバー研究所から動物を調達しています。

また、弊社の動物施設で飼育する動物は、チャールス・リバー研究所ジャクソン研究所タコニックファームからのマウスに限定しております。

トランスジェニック、ノックアウト、ノックインの違いは何ですか?

遺伝子ターゲティングは相同組み換えを利用して外来性DNA断片と標的遺伝子を入れ替え、遺伝子座の特定領域を改変します。これに対し、トランスジェニックは目的遺伝子をランダムに導入するため、遺伝子座をランダムに改変します。すなわち両者の違いは、領域を特定して改変できるかどうかということです。

ノックアウト (KO)  とノックイン (KI) はいずれも遺伝子ターゲティングの種類です。ノックアウトは特定の内在性遺伝子を破壊することにより、元々ある遺伝子の機能を欠失させます。一方、ノックインは点変異または外来遺伝子などを挿入し、元の遺伝子機能を変化させます。ノックアウトおよびノックインは、これまでES細胞における相同組換えを利用して行われてきましたが、現在はゲノム編集技術であるTALEN技術CRISPR/Cas9技術を利用し、ノックアウトまたは短い配列の改変ができるようになりました。

ヌクレアーゼによるゲノム編集技術とは何ですか?

人工的に構築したヌクレアーゼ(TALEN、CRISPR/Cas9など)は、任意配列を識別し、切断することができます。ヌクレアーゼ(またはそのDNA及びRNA前駆体)をデザインし、マウスまたはラットの受精卵にマイクロインジェクションをします。これらのヌクレアーゼは、マウスまたはラットゲノムの二本鎖DNAを認識し、切断します。その後、DNA修復機構(非相同末端結合)のエラーを利用し、遺伝子を効率的に改変します。非相同末端結合による修復では、切断をうけたDNA末端をつなぎ合わせる際、数塩基の欠失、もしくは挿入といったエラーが起こりやすくなります。切断部位が遺伝子のコード領域にある場合、切断部位の下流にフレームシフト突然変異ができて、ノックアウトとなります。修復過程に標的部位と相同性を有するテンプレートが存在する場合は、テンプレートの特定点変異が切断部位に導入され、ノックインとなります。TALENまたはCRISPR/Cas9技術によるゲノム編集はES細胞作業とキメラ作製作業がないため、従来の遺伝子ターゲティング(8-12ヶ月)と比べ2ヶ月ほど作製期間を短縮できます

マウスモデルサービスには何が含まれていますか?

弊社のサービスには、ご希望のマウスまたはラットモデルを作製するために必要なベクターデザインの構築から、ES細胞株の樹立マイクロインジェクション動物の繁殖及びジェノタイピングまで、すべてのサービスが含まれています。

トランスジェニック動物の作製には、どのくらいの受精卵へインジェクションしていますか?その成功率は?

トランスジェニック動物の作製には、セッションごとに約200-400個の受精卵へインジェクションします。インジェクションの成功率は、プラスミドの場合、通常3-4%のジェノタイピング陽性動物が得られます。BACをインジェクションする場合は、通常1-2%のジェノタイピング陽性動物が得られます。これらの成功率は、他プロバイダーと比較しても、同程度〜高い数値となります。また、BACの場合、成功率がプラスミドの1/2程度であるため、4匹以上のジェノタイピング陽性動物をお求めの場合、2セッションの購入をお勧めいたします。

どこまで配送可能ですか?

世界の多くの国に出荷可能です。これまで、オーストラリア、ヨーロッパ、アジア諸国を含む12以上の国々へ、動物モデルやその他の製品を配送してきました。

一部の国では、生物学的材料の出荷に関する特定規則が設けられていますが、弊社はこれらの問題に対処するため、力を尽くしております。

どのように胚を配送していますか?

提携業者が特急便でお届けします。(室温以下にて)

通常3営業日で世界中に配送できます。

DNAをどのように配送すればいいですか?

プラスミド または BACDNA室温以下で、提携業者に特急便でご配送ください

これまでの経験上、弊社がお勧めする方法で調製していただければ、DNAの品質が損なわることはありません。弊社は使用前にDNA品質をテストし、お客様に品質状況についてお知らせいたします。

問い合わせ先はどこですか?

ご注文済みのオーダーに関する質問は、お客様が連絡を取られている担当者までメールでご連絡ください。プロジェクトが始まる際、担当者からメールが送付されおります。

技術的な質問やその他に関しては、service@cyagen.jp までご連絡ください。

サイヤジェンからの更新メールや返信メールを受け取れません。どうしたら良いですか?

迷惑メールとして判断されている可能性がございますので、迷惑メールフォルダをご確認ください。弊社からのメールを確実にお受け取り頂くため、お客様のアドレス帳に弊社のメールアドレス(service@cyagen.jp)を追加してください。

顧客の知的財産 (IP) をどのように保護していますか?

構築したベクター、プライマー、細胞などプロジェクトの全ての材料は、内部コード化され、弊社内で厳重に保管しております。また、プロジェクトに関する全ての情報と実験データは、安全な場所に維持・保管し、他のプロジェクトデータとは完全に分けて管理しています。これらの資料や情報は、許可された担当者のみ取り扱うことができます。