In vitro/In vivo薬効評価は、細胞治療の前臨床研究のキーポイントとなり、In vitro薬力学的評価は、さらにその中での要点と難点です。CAR-T細胞の作用メカニズムが複雑なため、その薬力学的評価は、従来の小分子薬と大きく異なっています。例えば、CAR-T細胞が意図したターゲットに効果的に結合してターゲット細胞を殺すことができるかどうか、CAR-T細胞の体内分布や持続時間などです。
サイヤジェンのワンストップ表現型解析プラットフォームは、標準化と個別化の腫瘍免疫評価実験を提供可能で、In vitro/In vivo傷害活性実験、免疫学実験、機能実験、発現検出などをカバーし、CAR-Tおよび細胞治療研究者に完全な薬力学的評価サービスを提供します。
サービス項目
サービス種類 | 項目 |
In vitro薬力学的評価 |
CAR-T細胞のin vitro 傷害活性評価 |
ADCC/CDC/CTL細胞毒性試験 | |
免疫細胞の表現型解析 | |
CAR-T細胞増殖の検出 |
|
一般的な腫瘍細胞の表現型測定 |
|
In vivo薬力学的評価 |
CAR-T細胞in vivo増殖のモニタリング |
CDXマウスの薬効評価実験 | |
リンパ球浸潤解析 | |
臓器の病理学的変化のモニタリング |
サービスの優位性
サービス事例
CAR-T細胞傷害活性試験の結果
MC63、 CAR-T細胞とT細胞を、それぞれの標的比でNalm6細胞と48時間インキュベートしてから、フローサイトメトリーで腫瘍細胞のアポトーシスを検出します。図に示すように、T細胞グループと比べて、効果が異なる目標比率条件の下で、FMC63 CAR-T細胞は、皆Nalm6細胞に対して著しく増強された特異的細胞毒性が示されています。
図. FMC63 CAR-T細胞がNalm6腫瘍細胞を殺傷する実験結果です。上記図. Nalm6細胞表面CD19抗原陽性率の検出結果です。下記の図は、FMC63 CAR-T細胞がNalm6腫瘍細胞を傷害活性実験結果です。