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【Weekly Research Model】免疫不全マウスNOD scid

Cyagen Technical Content Team | October 18, 2021
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目次

目次

01 免疫不全マウスとは 02 NOD scidマウスの特徴 03 品系の説明 04 表現型情報と応用 05 研究の応用 06 サイヤジェンのNOD scidマウス 07 表現型の検証

疾患動物モデルは人類疾患の発生発展メカニズムの研究、薬物選別及び治療効果評価に必要なツールであり、良い疾患動物モデルは新薬の研究開発を加速する可能です。まだマウスモデルの選択と構築に悩んでいますか?サイヤジェンの新しいコラム「Weekly Research Model」は掲載されました。毎週更新して、1つの疾患マウスモデルの物語を語り、皆様が異なる疾患マウスモデルを理解することに役に立てるよう願っております。

免疫不全マウスとは

免疫不全マウスとは、先天的な遺伝突然変異あるいは人工的な方法による免疫システムに一種または複数の免疫成分(B細胞、T細胞、NK細胞など)に不全や欠失があるマウス。遺伝子編集技術が発展するにつれて、ますます多くの品系が異なる免疫不全マウスが開発され、免疫学、伝染病学、腫瘍学、幹細胞生物学などの研究分野で重要な役割を果たしている。

NOD scidマウスの特徴

SCIDマウスは1983年に米国の学者Bosma等が初めてC.B-17近交系マウスの中で発見したもので、16番染色体に位置するSCID劣性遺伝子の突然変異によるものである。SCIDマウスのT、Bリンパ球に機能欠陥があるが、マクロファージ、NK細胞、リンホカイン活性化キラー細胞(LAK)などが正常である。一部の周齢が大きいSCIDマウスは生じたもれ、BとTリンパ球を生成し、移植した細胞の生存率を下げたこともある。NOD/LtマウスはTリンパ球媒介の細胞免疫を持っているが、NK細胞、抗原提示細胞は機能欠陥がある。学者たちはSCIDマウスを非肥満型糖尿病マウスNOD/Ltと戻し交配して非肥満糖尿病/重症複合免疫不全マウスを作製した。

NOD scidマウスは、適応免疫系が欠け、自己免疫性糖尿病が発生しなくなるというSCID鼠の特徴を持っているほか、NODマウスが持っている様々な固有免疫不全(NK細胞の活性が低い。骨髄機能の異常。約30%の同型接合体は補体C 5なく、補体システムの溶血活性に欠ける)も表現していて、より容易的で移植に成功し、安定的に応用できる動物モデルである。

品系の説明

  • 非肥満糖尿病マウス(NOD)をバックグラウンドとして、Prkdcscid突然変異を導入する。
  • 先天性TとBリンパ球細胞免疫不全マウスである。
  • NK細胞の活性は低下する。
  • 補体の活性は低下する。
  • マクロファージのヒト細胞への呑噬作用は弱い。
  • 樹状細胞の機能は低下する。

表現型情報と応用

  • 独特の多種の免疫欠陥は人類造血細胞の再建にとって優れたシステムであり、HIV-1研究と遺伝子治療の重要なモデルである。
  • 腫瘍研究に重要なツールであり、腫瘍の発生率、特にリンパ腫と胸腺腫瘍の発生率を高めることができる。
  • 致死性胸腺リンパ腫を移植する場合は寿命が短い。

研究の応用

  • 同種と異種移植モデルである。腫瘍細胞の増殖、浸潤、遊走の潜在力、及び抗がん療法の効果を評価するのに用いられる。
  • 腫瘍免疫学と炎症の研究。
  • 糖尿病と肥満の研究:1型糖尿病。
  • 血液学(白血病など)の研究。

サイヤジェンのNOD scidマウス

NOD scid、ヌードマウスなど伝統的な免疫不全マウスは、飼育しやすさため、特定の腫瘍の発生率が高いというなどの利点で広く使われています。サイヤジェン薬物選別評価マウスモデルプラットフォームはNOD scid、BALB/c nude(ヌードマウス)、C-NKGなどの免疫不全マウスを提供することができます。

ワンストップ・マウスモデル検索プラットフォーム:MouseAtlas

MouseAtlas(マウスアトラス)は、KOマウスからヒト化マウスまで、遺伝子や製品モデル名で検索できるプラットフォームです。生体マウスか精子凍結状態か、リアルタイムの在庫状況、検証データ、詳細な説明を直感的に確認でき、直接注文も可能です。社内の製品管理システムと連携して常に最新情報が更新されており、現在39,000種類以上のモデルマウスを収録しています。研究者の皆様にとって非常に便利なワンストップソリューションです。

>> MouseAtlasで目的の遺伝子を検索する

表現型の検証

それぞれ5×106 A549細胞を皮下注射の形でBALB/c nudeとNOD scidマウスに接種し、異なる時間点で親体積とマウスの体重を測定します。データはMean±SEMで表示されます。

ヒト肺がん細胞A549のマウス皮下移植における腫瘍成長曲線

図1 Human lung cancer cell A549 subcutaneous xenograft tumor growth curve

ヒト肺がん細胞A549を皮下移植したマウスの体重変化曲線

図2 Body weight growth curve of human lung cancer cell A549 subcutaneously xenotransplanted mice

弊社のモデル動物研究開発プラットフォームでは、免疫不全マウスに加えて、免疫チェックポイントヒト化マウス、腫瘍細胞株移植モデル、ヒト腫瘍組織異種移植モデル(PDX)、遺伝子改変モデル、表現型解析サービスなど、様々な腫瘍モデルを提供することができます。 ぜひお気軽にご連絡くださいませ。

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