Logo
ホームページ
当社のモデルを探求してください。
カート
連絡先
購読する
モデル製品
製品ラインアップ
MouseAtlas モデルライブラリ
細胞株モデルカタログ
iPS細胞株製品カタログ
ノックアウト細胞株製品カタログ
点変異細胞株製品カタログ
過剰発現細胞株製品カタログ
腫瘍細胞株製品カタログ
レポーター細胞株製品カタログ
OriCell(細胞培養製品)
AAV 标準製品カタログ
研究用マウスモデル
ヒト化マウスモデル
HUGO-GT™
HUGO-Ab™
ヒト化ターゲット遺伝子モデル
ヒト化免疫系マウスモデル
ツールマウス
Creマウスモデル
疾患モデル
神経疾患モデル
がん・免疫腫瘍学モデル
自己免疫疾患モデル
免疫不全モデル
眼科疾患モデル
代謝疾患モデル
カスタムサービス
遺伝子改変モデル作製技術
Turboknockout™ゲノムターゲティング技術
ターゲティング遺伝子編集技術
Cre-ESCs遺伝子編集技術
通常型トランスジェネシス
PiggyBacトランスジェネシス
BACトランスジェネシス
遺伝子改変動物モデル作製サービス
ノックアウトマウス作製
ノックアウトラット作製
ノックインマウス作製
ノックインラット作製
トランスジェニックマウス作製
トランスジェニックラット作製
繁殖・サポートサービス
繫殖サービス
凍結保存・復元サービス
表現型解析サービス
BAC改変サービス
カスタム細胞株作製サービス
誘導多能性幹細胞(iPS細胞)作製
ノックアウト細胞株作製
ノックイン細胞株作製
点変異細胞株作製
過剰発現細胞株作製
ウイルスベクター作製サービス
アデノ随伴ウイルスパッケージング
レントウイルスパッケージング
アデノウイルスパッケージング
創薬研究
抗体創薬
HUGO-Mab™
HUGO-Light™
HUGO-Nano™
HUGO-Ab-eKO™
疾患領域
神経疾患
アルツハイマー病(AD)
パーキンソン病(PD)
ハンチントン病(HD)
血液脳関門(BBB)
神経障害性疼痛
腫瘤
PBMCヒト化マウスモデル
ヒト免疫系(HIS)マウスモデル
免疫・炎症
喘息
眼科疾患
緑内障
加齢黄斑変性(AMD)
網膜関連疾患
代謝・循環器疾患
肥満
創薬モダリティ
治療用抗体医薬
モノクローナル抗体(mAb)
二重特異性抗体(BsAb)
ADC/AOC
AI駆動型AAV創薬
細胞免疫療法
遺伝子治療
核酸医薬
HUGO-LAb™
神経疾患抗体
肿瘤抗体
免疫・炎症疾患抗体
眼科疾患抗体
代謝・循環器疾患抗体
コミュ二ティー
キャンペーン
イベント・ウェビナー
ニュース
研究情報
資料室
査読済み文献(引用)
データベース
希少疾患データセンター(RDDC)
AbSeek
Cell iGeneEditor™ システム
先端研究速報
会社案内
企業概要
施設概要
動物の健康・福祉
健康報告書
協力企業・代理店
採用情報
お問い合わせ
Login
ホーム>先端研究速報>心筋梗塞後の心・肺連関を制御する神経性炎症メカニズムの解明

心筋梗塞後の心・肺連関を制御する神経性炎症メカニズムの解明

研究领域で探す
2026.10.02
慢性心不全神経炎症背根神経節心・肺連関マクロファージ

Contents

01.研究背景と未解決課題
02.この論文で明らかになったこと
03.研究デザインと技術的ポイント
04.疾患研究・創薬研究への示唆
05.前臨床モデル・研究ツールとの関連
06.まとめ

01. 研究背景と未解決課題

慢性心不全(CHF)は、過剰な交感神経興奮が病態の進行を促進する特徴的な疾患です。従来の研究では、心臓由来の交感求心性反射(CSAR)の増強が関与することが示唆されていましたが、その分子メカニズム、特に末梢神経系における炎症の役割は完全には解明されていませんでした。心臓と肺は解剖学的に共通の胸椎背根神経節(DRG)から支配されているため、心臓の損傷が肺の感覚機能にも影響を与える「心・肺連関」の神経学的基盤も不明瞭でした。

本研究は、心筋梗塞(MI)後に胸椎T1-T4のDRGにおいてマクロファージが活性化し、神経炎症を引き起こすことで、心臓および肺の求心性反射が感作されるという仮説を検証しました。特に、心臓から放出された炎症性サイトカインが神経終末を介してDRGへ逆行性輸送されるメカニズムに焦点を当てました。

02. この論文で明らかになったこと

研究の結果、心筋梗塞後、DRGにおいて時間依存的にマクロファージの浸潤と活性化(IRF8発現上昇)が観察され、これに伴い電位依存性カリウムチャネル(Kvチャネル)の発現が抑制され、神経の興奮性が増加することが明らかになりました。さらに、心臓に注入したバイオチン標識TNF-αが心臓求心性神経終末に取り込まれ、DRGの細胞体へ輸送されることが確認されました。このサイトカインの輸送は、DRG内の衛星膠細胞を活性化し、マクロファージの募集を促進するカスケードを開始します。

機能的には、この神経炎症がCSARおよび肺脊髄求心性反射(PSAR)の異常な増幅を引き起こし、心室リモデリングを悪化させることが示されました。ミノサイクリンによるマクロファージ抑制や、局所的なステロイド投与(ProGel-Dex)により、DRGの炎症が抑制され、神経興奮性と反射応答が正常化し、心臓の拡張が改善されました。

03. 研究デザインと技術的ポイント

本研究では、ラットを用いた心筋梗塞モデルを確立し、組織クリアリング技術、RNA-seq、パッチクランプ法、および免疫蛍光染色を組み合わせました。特に、心臓にバイオチン標識サイトカインを注入し、その神経内輸送を追跡する独自の手法により、心臓からDRGへのシグナル伝達経路を直接可視化しました。また、マクロファージの役割を評価するために、ミノサイクリン投与、リポソームクロドロネートによるマクロファージ枯渇、および局所的な熱応答性ハイドロゲル(ProGel-Dex)を用いた治療介入実験を行いました。

  • 心筋梗塞ラットモデルにおける時間依存的なDRGマクロファージ活性化の解析
  • バイオチン標識サイトカインを用いた心臓からDRGへの逆行性輸送の実証
  • マクロファージと神経の共培養によるKvチャネル発現調節のメカニズム解明
  • 局所投与型抗炎症薬(ProGel-Dex)による神経炎症抑制と心機能改善の評価

04. 疾患研究・創薬研究への示唆

この研究は、慢性心不全の病態において、心臓局所の炎症だけでなく、末梢神経節における神経免疫相互作用が重要な役割を果たすことを示しました。従来の心臓中心の治療アプローチに加え、DRGにおける神経炎症を標的とした治療戦略の有効性が示唆されます。特に、心臓と肺の求心性反射を同時に制御できるため、心不全に伴う呼吸器症状の改善にも寄与する可能性があります。

ProGel-Dexのような持続性のある局所投与システムの開発は、全身性の副作用を避けつつ、特定の神経節で炎症を抑制する精密医療の実現に向けた重要なステップです。今後、心不全治療における神経調節療法の新たなターゲットとして、マクロファージやKvチャネルが注目されるでしょう。

05. 前臨床モデル・研究ツールとの関連

本研究で用いられた心筋梗塞ラットモデルは、神経炎症メカニズムの解明や新規治療薬の効能評価に極めて有用です。また、DRGにおけるマクロファージ活性化やサイトカイン輸送を解析するための遺伝子改変マウス(例:TNF受容体ノックアウトマウス)や、神経炎症マーカーを可視化するイメージングツールも重要です。Cyagenでは、心不全モデル、神経炎症モデル、および特定の遺伝子を標的とした遺伝子改変動物を提供しており、同様のメカニズム研究や創薬前臨床評価をサポートします。

特に、心臓と肺の連関を評価するための多臓器モデルや、神経求心性反射を測定するための生理学的評価プラットフォームとの組み合わせにより、より包括的な研究が可能になります。

06. まとめ

本論文は、心筋梗塞後の慢性心不全において、心臓損傷が神経性炎症カスケードを誘発し、背根神経節の機能障害を介して心・肺の求心性反射を感作させるという新たなメカニズムを解明しました。この知見は、心不全治療における神経免疫標的療法の可能性を大きく広げ、前臨床研究における新しいモデルと評価手法の必要性を浮き彫りにしています。

代謝・循環器CROサービス
代謝・循環器CROサービス
代謝疾患および心血管疾患向けの検証済みモデルと統合in vivo/in vitroプラットフォームで研究を加速します。創薬開発とトランスレーショナル研究に向けた信頼性の高いデータを取得できます。
マウスモデルへ
自己免疫・炎症CROサービス
自己免疫・炎症CROサービス
サイヤジェン(Cyagen)の検証済み疾患モデルとin vivo試験により、免疫学研究を加速します。専門家主導の出版品質データで、トランスレーショナル研究およびIND申請を支援します。
マウスモデルへ

FAQ

この研究で示された心・肺連関のメカニズムは、どのような病態に関与していますか?
このメカニズムは、心筋梗塞後の慢性心不全において、心臓の損傷が神経炎症を介して肺の感覚機能にも影響を与え、心臓と肺の求心性反射を同時に増幅させることで、病態を悪化させる過程に関与しています。
背根神経節(DRG)の炎症を抑制する治療法は存在しますか?
本研究では、ミノサイクリンによるマクロファージ抑制や、局所的なステロイド前駆体(ProGel-Dex)の投与により、DRGの神経炎症を抑制し、心機能の改善が確認されました。これは新たな治療戦略の候補となります。
この研究で用いられたモデル動物はどのようなものですか?
主にラットを用いた心筋梗塞モデルが使用されました。また、サイトカイン輸送のメカニズム検証には、TNF受容体ノックアウトマウスも利用されています。
Kvチャネルの発現低下が心不全に与える影響は何ですか?
Kvチャネルの発現低下は、DRGニューロンの興奮性を高め、心臓や肺からの求心性シグナルを異常に増幅させ、過剰な交感神経活動を引き起こすことで、心不全の進行を促進します。
論文情報
Juan Hong, Samuel Gillman, Peter R Pellegrino, Gang Zhao, Rongguo Ren, Steven J Lisco, Irving H Zucker, Dong Wang, Han-Jun Wang. Neural Mechanisms of Heart–Lung Crosstalk in Chronic Heart Failure. Circulation research. https://doi.org/10.1161/CIRCRESAHA.126.328216
共有
Top
モデルライブラリ
モデルライブラリ
リソース
リソース
動物の品質
動物の品質
サポートを受ける
サポートを受ける
住所:
〒543-0071 大阪府大阪市天王寺区生玉町2-3 小出ビル410室
電話 :
06-7652-3321
メール:
[email protected]
モデル製品
HUGO-GT™HUGO-Ab™MouseAtlas モデルライブラリ細胞株モデルAAV標準製品
創薬・研究開発
神経疾患オンコロジー免疫・炎症眼科疾患代謝・循環器疾患
会社案内
企業概要施設概要動物の健康・福祉健康報告書協力企業・代理店採用情報お問い合わせ
SNS
免責事項:当社の製品およびサービスの価格や入手可能性は地域によって異なります。記載されている価格は特定の国々に適用されます。詳細についてはご連絡ください。
Copyright © 2026 Cyagen. All rights reserved.
プライバシーポリシー
サイトマップ
Cyagenの最新情報をお届けします
研究モデル、CROサービス、科学リソース、特別オファーに関する最新情報を、研究ニーズに合わせてメールでお届けします。
お名前
メール
ご所属機関
関心分野
主な研究分野